長谷寺 朝の勤行

3月の上旬、吐く息もまだ白い早朝の長谷寺で7時から毎朝行われている勤行(朝のお勤め)に行ってきました。

仁王門を通って登楼をあがっていきます。



冬牡丹が咲いていました。

長谷寺 登楼



本堂で受付を済ませ 案内役の僧侶からお勤めの進行の説明をうけます。経本、袈裟を貸していただきます。数珠は持参したほうがいいです。

遠くに鳥のさえずりが聞こえるだけ、凛とした空気の本堂前の講堂で、緊張しながら、僧侶の入場を待ちました。

10数名の僧侶によるお経は、元気な鐘や太鼓とともにテンポ早く、リズミカルにあげられます。終盤では僧侶が舞台に一列に並び、四方に広がる周辺の山々にも祈りを捧げます。

あっという間の30分間でした。

参拝席の正面には 国宝十一面観音さまがおられ、東にある与喜山(よきさん)から徐々に太陽が昇ってくると、観音さまが光を浴びてキラキラと輝いているように見えました。

 朝のお勤めには誰でも参加でき、通年行われています。また、花の御寺としても名高い長谷寺は5月の牡丹と並び桜も名所とされており、3月下旬から4月中旬まで広い境内に約6500本のソメイヨシノやヤマザクラが咲き誇る隠れた桜の名所です。長谷寺の桜はまた後日レポートします。



朝の勤行の御参拝のあとは 車で大阪方面に5分のところにある、三輪山勝製麺の直売店にもお立ちよりください。年中無休で朝9時からお待ちしております。

長谷寺の公式ホームページ 
http://www.hasedera.or.jp/
朝のお勤めのご案内はこちらです。一般の方も参加できます。
http://www.hasedera.or.jp/free/?id=275

投稿者 スタッフlangue de chat(ネコの舌)  

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