後継者育成

私のこれからの人生は後継者育成に全てをかけます。
当社の従業員は平均年齢40才過ぎで社会的にも会社的に努力次第で一番信頼 信用が付く時であります。 私達の育った時代は先輩達に見て盗み見取って、何もかも経験して育てていただいたものです。現在はデータが充実していてデータがまとまっていれば早く一人前になります。
但し 私達は万能選手のように経営者、麺職人、営業マンなど全てこなせられる人材育成は時代的に難しいです今現在は部門ごとの専門職を育成し、一つの組織で会社を運営することを考えています。

特に麺職人は時代に合った感性とセンスが必要になります。
造る 作る 創る。キーワードは3つ有ります。

職人(技術)は「造る」、「作る」は原料や設備を選ぶ技術、「創る」はニーズを知って商品化をとらえる感性(売れる商品を創る技術)この3つが備わって麺職人です。七代目勝山を継ぐ人材にはこれを教えて参ります。山下家からの世襲制は廃止して今工場内で頑張ってくれている社員の中から選ぶつもりです。
営業はお客様の要望を引き出すセンスとリーダーシップと数字を達成する能力です。
経営者は人、物、金、を管理する能力 特にリーダーシップと数字に強い人

山下勝山の能力を自己採点すると、職人部門 作るー原料を選ぶ能力 創るーニーズお客様の気持ちで創る能力は持っている 造る技術はまだまだ勉強しなければいけない。
営業能力は人間関係を作り上げ営業するのは得意です。勝山は麺造りと営業力はあります。

短所は数字を読み取る力が無いのと、お人好し人が経営者として管理者で駄目人間である。
だから後継者には私をカバー出来る人材にしました。
山下勝山として生涯で一番の失敗はナンバー2を作れなかった事と、人間関係で人脈は出来たがお金を貯められなかった事と思います。

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