勝山のひとり話しと日記《2》

高校の卒業前、担任の先生から「2、3年人の飯食いに行きませんか?」と言われました。私は到底卒業できないような成績でしたが、卒業させていただきました。
先生のお世話で神戸の羅紗店(厚地の毛織物店)に就職しました。この会社に入社して私の人生が大きく変革しました。同期の新人11人の中で飛び抜けて仕事ができる自分自身がありました。

社長さんや上司に「山下くん、あんた今まで何してきた?」とびっくりして聞かれました。
即戦力で働く事ができ、みんなに認められつつある自分自身がありました。それまでは自分を認める事が出来ず何も出来ず劣等感を持った人生でした。 そんな私が人から認められるという事は何をしても自信をもてますし、そして毎日が楽しかったです。そして21才の時、高知市で衣類の店を持たせて頂きました。他の先輩達は35才過ぎてようやく支店の責任者になれるのに私は21才という若さで抜擢(ばってき)されました。

社長、先輩、幼少時代障害児だった私を支えてくれた環境、中学校の並河先生と高校時代の中村・大阪先生には一生忘れない感謝感謝の気持ちでいっぱいです。
いろいろな周りの人に救って下さったこの体、仕事を通じて恩返しする所存です。
勝山の幼い時の体験を書きました。

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